佐賀大学教養教育運営機構

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佐賀大学における教育課程

 佐賀大学の目的は、次のように定められています。
 「佐賀大学は、教育基本法の精神に則り、国際的視野を有し、豊かな教養と深い専門知識を生かして社会で自立できる個人を育成するとともに、高度の学術的研究を行い、さらに、地域の知的拠点として、地域及び諸外国との文化、健康、社会、科学技術に関する連携交流を通して学術的、文化的貢献を果たすことにより、地域社会及び国際社会の発展に寄与する。」(佐賀大学学則第2条)
 さらに、教養教育の目的は、次のように考えられています。
 「(1)民主社会の市民としての幅広く深い教養及び創造的な知性と総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養するための教育、(2)地域社会、国際社会に開かれた大学として、異文化や多様な価値観を理解し、人や自然との共生を推し進めるための教育、(3)課題探求能力と情報の分析・発信能力をもった国際的人材を育成するための教育」
 これを学生諸君の側からみれば、大学の修学期間は、民主的な社会にあって幅広い創造的な知性、豊かな人間性と深い専門知識をもった国際感覚のある市民となるための大事な基礎をつくる時期ということになります。ボーダーレスといわれる現代社会にあっては、小学校の時から大学までの直線的な教育期間だけが学ぶ時期ではありません。生涯学習といわれるように、学ぶということは、大学卒業後においても、人生の大事な事業の一部であり続けます。大学の修学期間は、生涯学習の一つの基礎づくりの期間とも言えるのです。
 学部・学科・課程毎に選抜を行う本学の入学試験制度のもとでは、学生諸君は、自分の選んだ分野の専門の知識を身につけて社会にその位置を定めたいと考えていると思います。その意味で、学生諸君は、自己の所属する分野の専門科目を学ぶ内的動機を持っています。

 しかし、狭い専門の知識だけでは、境界を変容させつつ発展する現代社会では、十分な対応が難しいと思われます。
 例えば、現代科学技術が持つプラスの面とマイナスの面の両面を見極めて対処するには、幅広い視野が要求されます。民主的な社会の優れた市民であるためには、経済や政治の動きに無関心であってはならないでしょう。
 的確な専門の知識とともに創造的な知性、豊かな人間性と国際感覚を身につけることの意義がそこにあります。しかし、そのための勉強が単に単位を修得するためというようなことがあってはなりません。ここでも内的動機づけが大きな意味を持ちます。
 そこで、本学では、専門の科目を1年次から学習できるようにするとともに、教養的な科目を高学年でも学ぶことができるようにしています。
 以下、本学の教育課程の構成、各教育科目の役割、何年次生の時、何を学ぶのかという教育課程の学年進行等について説明します。