佐賀大学教養教育運営機構

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佐賀大学における教育課程

1-3 教養教育科目

 教養教育科目は、大学入門科目、共通基礎教育科目及び主題科目から編成されています。これらの科目は、本学の教育課程の大きな特徴をなしています。

1-3-1 大学入門科目

 大学入門科目は、全学部において必修であり、1年次の前学期において学習します。ただし、一部の学部・学科等では1年次の前・後学期を通じて学習します。この科目は、比較的少人数で、一方的な講義形式にならないように工夫され、高校時代の勉学方法から大学での勉学方法への転換を助けることを目的としています。授業は、学生諸君が所属する学部・学科等の単位で実施され、学問の基礎となる読み書きの方法を学び、専門分野の全体像を把握することができるように、様々な形態で実施するように考えられています。各学部における大学入門科目の授業内容は、「オンラインシラバス」に掲載していますので、目を通しておいてください。

1-3-2 共通基礎教育科目

 共通基礎教育科目は、外国語科目、健康・スポーツ科目及び情報処理科目からなります。共通基礎教育科目は、共通のカリキュラムに基づいて大学の学習と社会生活に必要な基礎を学習する科目群です。

 共通基礎教育科目の履修方法は、「履修方法及び履修上の注意事項」に詳しく述べます。また、個々の授業内容は、「教養教育科目の授業概要」にまとめてありますので、これから受講しようとする授業計画を調べ、各自の履修計画を立てるのに役立ててください。

(1) 外国語科目
 佐賀大学で学べる外国語は、英語のほか、ドイツ語、フランス語、中国語及び朝鮮語があります。
 外国語科目は、英語1科目の他にドイツ語、フランス語、中国語及び朝鮮語の中から1科目を選び、計2科目を修得する必要があり、大学生に求められる英語を新たに学びなおし、さらにもう一つの新しい外国語を学びます。2種類の言語を学ぶことによって、それぞれの外国語を相対化して考えることができる複眼的視野を身につけ、言葉に対する感性を養うことを目的とします。ただし、一部の学部・学科等では、英語以外の外国語科目の履修は必要ありません。
 英語は、従来のクラスの他に、ネイティブスピーカーの講師によるクラスも並行して開設されていますので、希望者は掲示に注意してください。

(2) 健康・スポーツ科目
 健康・スポーツ科目は、スポーツ科学講義、健康科学講義、スポーツ科学演習、健康科学演習及びスポーツ実習からなり、講義又は演習のいずれか及びスポーツ実習を必修として履修します。学生生活、社会生活に必要な健康についての基礎知識を学ぶとともに、スポーツ実習を通してスポーツに親しみ、スポーツの意義を考える授業です。ただし、医学部は履修の必要がありません。

(3) 情報処理科目
 情報処理科目は、情報基礎概論及び情報基礎演習からなります。情報に満ちあふれているこの社会に適応できるよう、情報とは何か、情報を処理するにはどんな技術があるのか等を学びます。パソコンの使い方や、電子メールの利用法なども学習することができます。

1-3-3 主題科目

 主題科目は、自然・人間・社会に関する様々な学習領域を大きく区切った「分野別主題科目」と、新たな問題の発見・解決を目指す「共通主題科目」とに分かれています。

(1) 主題科目の構成

主題分野

分野別主題科目は、次の6つの主題分野からなります。

  1. 文化と芸術
  2. 思想と歴史
  3. 現代社会の構造
  4. 人間環境と健康
  5. 数理と自然
  6. 科学技術と生産

また、共通主題科目は、次の主題分野からなります。

  1. 地域と文明
主題分野の目的と副主題

 それぞれの副主題分野には、主題のもついくつかの側面をまとめた副主題が置かれています。各主題分野の目的と副主題をまとめたものについては、教養教育科目の概要を参照してください。

授業の種類

 各主題分野の下には、主題の目的に沿って、多くの授業科目の開設されています。各々の授業科目は、年度毎に開講予定が決められ、年度毎の「開講科目一覧」で提示されます。また、各々の授業科目は、講義内容等により、コア授業、個別授業、総合型授業という三つの種類に分けられています。学生諸君は、これらの授業科目の中からどれを選択しても構いませんが、選択に当たっては、講義の目的や講義概要を十分考慮してください。
 コア授業とは、各主題分野におかれた副主題を構成する授業科目です。コア授業は、副主題の目的うまくいかせるように、授業内容が相互に関連しあっています。
 個別授業は、各副主題との関連が薄いか、関連があっても独立させる方がよいと思われる授業科目です。
 総合型授業とは、コア授業や個別授業が主として一人の教員によって行われるのに対して、複数の教員が分担して行い、しかもテーマによっては複数の主題分野にまたがる授業科目です。

主題科目の履修として取り扱われる外国人留学生のための授業科目

 日本事情Ⅰ・Ⅱ・Ⅲは、外国人留学生に対して、以下のような講義内容を中心に開講されます。これらの科目は、主題科目の履修として取り扱われます。

(2)主題科目の選択

 主題科目は、豊かな人間性を培うところに意義があります。その意味で、自己の専門とあまりに近い分野ばかりを勉強したのでは、人間の幅は広がりません。専門から離れた分野を学ぶことによって、事故の専門分野の位置づけが見えてきますし、専門の知識がかえって強化されます。例えば、現代技術や科学に強い経済学部の卒業生は、現代のハイテク社会の動きをよりよく見ることのできる人材であるといえます。あるいは、理工学部、農学部、医学部の学生が、バランスのとれた技術者や医者として成長するには、人間の感性や社会のあり方などに対する深い洞察力を同時に育ててゆくことが必要です。
 とはいえ、学生諸君が、各主題科目授業をただ漫然と選択していては、視野の拡大に必ずしも結びつきません。そこで、学生諸君は、先に掲げた分野別主題科目の中から一つの主題分野を選択して、その分野についてのある程度まとまった見識を身につけながら、その見識を核として、他の主題分野の授業を選択しなければなりません。
 大学は、学生諸君が自らの視野を広げるような主題分野及び授業科目を、自らの内的動機に基づいて選択することを期待しています。低学年次に過度に集中して履修するのではなく、自らの知的関心に基づいて、より深く学べるように計画的に履修することが期待されます。さらに教養教育科目や専門教育科目の履修を通じて感じた疑問や関心の広がりに応じて高学年次でも主題科目を履修することができます。
 各主題分野の狙い、副主題の意義は、「教養教育科目の授業概要」に、個々の授業科目の概要は、「オンラインシラバス」に記載されています。学生諸君はこれをよく読んで、分野や授業科目を選択してください。迷った時は大学入門科目の担当教員に相談するという方法もあります。

(3) 主題分野の登録

 学生諸君(医学部を除く)は、大学入門科目などの授業を通して、主題科目の意義を十分に理解できるようになる1年次後学期の初めに、分野別主題科目から一つの主題分野を選択して、「運営機構」に登録しなければなりません。この登録分野は、2年次各学期の始めに変更することが可能です。学生諸君は、登録した分野の授業科目を8単位履修しなければなりません。(登録前又は登録変更前に修得した登録分野の単位も8単位の中に含む。)
 履修の方法については、3-3「教養教育科目の履修方法」において、詳しく述べます。