佐賀大学教養教育運営機構

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第1主題分野  文化と芸術

 この主題分野の目的は、人間の表現能力とこれに関わる文化的活動の諸相を解明することにあります。いかなる高度な文化的所産も、根底においては、人々の生きる場に根ざした、語る・書く・作る・歌う・描くなどの表現活動によって生み出されてきました。それゆえ、ある文化を真に理解するためには、その文化に固有の風俗習慣や文学作品・芸術作品などを探ることによって、その文化の特殊性を認識するとともに、すべての文化に共通する人間の根源的な表現活動の普遍性も認識しなくてはならないでしょう。従って、この主題分野には、副主題として、生活に結びついた表現活動の解明を目指す「言語とコミュニケーション」、文化的所産としての文学作品や芸術作品を分析し鑑賞する能力の涵養を目指す「文学の世界」と「芸術と創造」を置きますが、実技科目を取り入れることによって、豊かな表現力や感性を育成することも重視します。

 「文化と芸術」は、三つの副主題で構成されています。

副主題「言語コミュニケーション」

 副主題「言語とコミュニケーション」では、言語的表現活動の諸相に関して、言葉そのものの成り立ちを言語的に探るとともに、コミュニケーション論の視点から言葉と社会の関連性について探求します。(学士力1.(3)①に対応)また、非言語的表現活動の諸相に関して、世界各地の衣食住に関わる風俗習慣・遊び・造形意識・生活感情などについて探り、文化の多様性と共通性についての認識を深めます。(学士力1.(1)に対応)

副主題「文学の世界」

 副主題「文学の世界」では、言語的表現活動の所産としての詩・小説・戯曲などを、時代・民族・様式などをふまえて味読する能力を養います。(学士力1.(1)に対応)

副主題「芸術と創造」

 副主題「芸術と創造」では、非言語的表現活動の所産としての絵画・彫刻・音楽・映画などを・時代・民族・様式などの観点から分析し鑑賞する審美眼を養うとともに、具体的な制作活動を通して、作ることの意味を体得します。(学士力1.(1)に対応)


<理工学部の技術者教育(JABEE)プログラムでは、第1分野の主題科目に対して以下の学習・教育目標を設定しています。>

(知能情報システム学科日本技術者教育認定機構認定プログラム)
大目標(A) 情報システムが社会の様々な分野に及ぼす影響を総合的に理解する能力を育成し,情報技術者としての責任を自覚させる。(大目標のみ)

(機能物質化学科機能材料化学コース)
大目標(B) 情報処理、プレゼンテーション、コミュニケーション能力を養い、自主的に仕事を計画、実行、統括できるデザイン能力を身につける。
小目標(B-1) 人文・社会科学を幅広く学習し、社会における化学の役割を多面的に認識し考える能力を身につける。

(機械システム工学科)
(※この学科の学習・教育目標は、1分野から3分野の主題科目にのみ対応しています。)
大目標1.人間社会と自然環境の調和を目指し、グローバルな視点から多面的に物事を考察することができる。
小目標1-1 人文・社会または芸術的な見方を体験する。

(電気電子工学科技術者教育プログラム)
大目標(A) 地球的視点から、ものごとを多面的にとらえ、自分自身や自国の価値観、利益のみでなく、他者や他国の立場にたって物事を考える能力と共に、社会における技術者としての使命、および責任を認識できる能力を養う。
小目標(A1) 世界的視野に立った環境問題やエネルギー問題について考え、文化、伝統、宗教などの違いを踏まえ、多面的に物事を考える能力を身につける。